温泉篇

手まりも、ソロバンも選ぶに有らず・・・
魔界からの導きのまま、ひたすら‘湯’を慈しむなり。

アモーレ・モルト・エイト 冥府魔道の九州ふやけ旅 温泉篇


黒川温泉・地蔵湯前の地蔵堂にて温泉魔童二人
※ 普通の良い子は絶対に真似をしないでくださいね!


別府・竹瓦温泉から始まり三日間、25種類31入湯の奇行レポート!

10月29日(日) 別府上陸!


脱衣場と浴室は階段で区切られるユニークな竹瓦温泉

1、 子供達に抜け駆けしての
さんふらわあ(にしき)の朝風呂 ☆


意外と綺麗で湯量も豊富

朝5時15分、うぐいす嬢の絶妙なるアナウンスの助けを借りるまでも無く
早起きした私は、ぐっすり眠る子供達を置いて一人静かに
湯の恵みにあずかり、1日をスタートさせる・・・やっぱり朝風呂最高!

2、 別府 竹瓦温泉 ☆☆☆


別府のシンボル的存在の温泉から、この旅は始まるのだ!

朝6時から営業の公共浴場は、レトロモダンなデザインを誇る
温泉地‘別府’のランドマークのような存在だ。

「手ぬぐい一丁の入浴芸・銭湯ダンディズム」に魅せられ
温泉旅行と化した前回の九州一人旅から既に4年の歳月が流れた。

美しきダンディズムを継承するため
大阪を中心に銭湯めぐりを敢行し、 立派に成長したしたはずのダンディー達を
待ちうけていたのは、地元の‘主’さんの洗礼だった。

初めて目にする老舗本格温泉の佇まいに呑まれた杜人が、
かかり湯を忘れ浴槽に入ろうとするや否や
「僕 僕・・・掛湯してから入ろうな!」・・・と、地元の利用客からのチェック。

さすがに、このチェックには凹みました。
いったい どれだけの銭湯に連れて行って、大事なことを教えて来たんや?
粋な男の生きる道・人生にとって最も大切なのは〜
銭湯での振舞いなのだ・・・の筈だったが・・・ガックシ。

ちなみに「主」さん曰く「浴槽べりに座らないのが別府のルール」だそうです。


・・・なので、この行いはNG・・・まぁ 良いか、とりあえずポーズ!

「主」さんは、優しく「写真撮りましょうか?」と声を掛けて下さるのだが、
こちらとしては完全に気まずいムードで「いえ、大丈夫です・・・」。

でも、毎日あんな感じで観光客に
入浴道をレクチャーしてはるんやろうと考えると
やはり‘ただならぬ温泉愛’‘竹瓦マイ ラブ’・・・凄いの一語だ。

3、 鉄輪 ひょうたん温泉‘足湯’のみ 


箒の先を拡げたような湯冷まし装置?

朝食を済ませたとは言え、まだ8時半・・・
色々バラエティー豊富に楽しまそうなひょうたん温泉は9時からの営業
という事で、足湯だけの入浴で次に向かった。
熱すぎる湯を冷ます為のシステムだが、中々風情があっていい物だ。

4、 鉄輪 熱の湯


お地蔵さんに迎えられて入浴する公共の‘タダ’湯

何と素晴らしいことだろう!タダである。
別府天国1度はおいで!なのである。

駐車場も地元の方に教えてもらった公共の‘タダ’駐車場で、
その まん前に鎮座するのが熱の湯だ。
一番オーソドックスな主浴槽ひとつタイプの公共浴場だが、
ネーミングほどは熱くない・・・熱いのはこの次の・・・

5、 鉄輪 渋の湯   ☆☆☆


ここも地元のオッチャンに教えてもらった。

地元の人達に人気なのが、この渋の湯だ。
ここも‘タダ’で入れる・・・
「管理維持費の為、必ずコインロッカーを利用ください」と有るが、
完璧な温泉めぐり仕様の我々には無用の長物。
早々と湯の恵みにあずかれる、脱衣箱をに衣類をしまい込み、いざ!


ひょうたん温泉に似た湯冷まし機?を経た温泉は熱く上層に漂う。

こじんまりとしていて、シンプルかつ清潔。渋いね!
しかし この湯が熱い(私は大丈夫)。
子供達や外来者は一応に帰り討ちの様相。
よく 混ぜれば良いのだが、熱いお湯が混ざる事無く浴槽の上のほうに
漂っているのでご注意を。

6、 鉄輪蒸し湯の「足蒸し」 ☆☆


子供達だけ入浴?かなり気に入ったようだ。

有名な蒸し湯の施設前に無料で利用できる足蒸しは人気だ。
冷え性の女性たちに支持が熱そうである。
大阪に有ったら冬場は絶対毎日利用するやろうな・・・ほんま。

デザインも良く気持ち良いコミニケーションスペースだ。

7、 坊主地獄 鉱泥温泉 ☆☆☆☆


施設内の泉にはブクブクと湯気が噴出し、その横には素敵な泥湯が

1日4時間のみ(8時から12時)営業・・・という変わった施設だが、
それ程 ここのお湯は治療効果が高く、昼からは
湯治の患者だけの温泉になる・・・というか、こっちが本来の姿だろう。

綺麗な日本庭園を進むと温泉施設に行き当たるが
脱衣場を過ぎると先ず大きな浅い温泉・・・ちょっと碧っぽく濁っている・・・が有る。


思わず泳ごうとする杜人・・・広いでしょ。

その次がメインの泥湯だ。
ガンメタリックに光る泥湯は、じっとしていれば匂わないが、
少し湯を掬ってやると‘ぷーん’というより‘ドッカーン!’と来る硫黄臭!



じっとしているだけで恐ろしいほど汗が吹き出る・・・凄いお湯だ

このお湯で汗をかき、奥の休憩場所で身体を乾かす・・・の繰り返しをするそうだ。
とにかく 在り難さとインパクトの大きさは特筆の絶品湯である。


坊主地獄の奥には、まさに‘この世の極楽’が有るのであった。

8、 海地獄 鬼石の湯 ☆☆☆


風が通る2階の露天も木造り、
屋根が無ければ湯のブルーが見れるかも?

別府には不似合いな?デザイナー系SS風温泉施設だ。
神和苑のコバルトブルーな露天風呂に入りたかったのだが、
宿泊客が帰るまでの1時間半待ちは辛いので、こちらに訪れた。
パンフレットを見る限り、この温泉もコバルトブルー!
・・・だったが、実際はブルー感は、ほとんど感じられなかった。

神和苑のご主人も「今日は良い感じでブルーになってます」 の言葉に納得。
温泉は生き物・・・そう、毎日微妙に変化するからこそ
地球の恵みを肌で感じる‘天然’のお湯なのだ。


1階のお湯のほうが、少しブルーっぽい。この風呂の横から2階を仰ぐ詠人。

直線と木と石と湯・・・完全にデザインされた温泉も宜しおます。

運が良ければ女湯の露天とのご対面が有るかも?

9、 秘湯 へびん湯 ☆☆☆☆☆


渓流沿いの、ひっそりとした温泉に絶句!

今までずっと捜し求めてきたものが、
この‘へびん湯’との出会いなのでは無いだろうか?
・・・と想ってしまうほど、正に癒しの泉!これぞマイナスイオンだ!

前回の九州一人旅で絶賛した黒川温泉 いこい旅館の風呂を
‘溢れかえるマイナスイオンの宝庫’と表現したが、
それなら このヘびん湯には、どのような表現が相応しいか?
おおよその言葉は無力となるような・・・
そんな気がしてならない、とにかく極上の温泉である。

明礬温泉に近い山奥にあり、
よほどのスキ物で無い限り、訪れることの無さそうな
果てしなく「この道で良いの?」な山道を進むと突然現れる
数台の駐車・・・ここや!
・・・とはやる気持ちは抑えようにも抑えられない。
自然にニヤケてしまう口元に、何とか平静を装わせようとするが
無理なものは無理なのだ!もう駄目!あかんー!


気持ち良すぎて自分を見失いそうなイカレたオヤジと・・・

数年前の台風で崩壊してしまったが、
この湯を愛する有志により復元されたという、愛すべき温泉には
遠方からわざわざ訪れる入浴客(とは言えタダ)も居られ、
ちょうど私たちと一緒になった品の良い壮年も
「西条から時々来てます」 との事。

へびの様にくねくねした?小さな渓流沿いに
上・中・下・横の4つの浴槽?があり順にぬるくなる。
一番上の熱めの湯でも41度あるかないかだが、
この湯で温まり、横の渓流に浸かってクールダウン・・・
もう、たまりません!

鍋山の湯、鶴の湯・・・という、あと2つの秘湯も制覇するつもりだったが、
「この へびが一番」という先客の言葉に納得。
急いで他に行くよりも、このまま ずっと‘ヘびん湯’を味わっていたい。
心からそう思える、この世の極楽である。

少々無理をして敢行した今回の旅行だが、
また必ず訪れたい処が出来てしまった・・・マズイ!また来てしまいそうだ。


湯上りにプーちゃんと・・・もう、ご機嫌です!

10、 ホテル サンバリー 展望大浴場  ☆☆

天然ではないけど、別府港を望め見晴らしが良いので良いかも?
チェックイン後、晩ご飯後(子供達も)、朝一(子供達も)の計3回入りました。


朝一のお風呂からさんふらわあとサンライズ!

 

10月30日(日) 湯布院・黒川に向かって

11、 ホテル サンバリー アネックス 天然岩風呂  ☆

バイキングの朝食後一人で入ってきたが、
正直 ガッカリ・・・旧館のほうが、非天然のほうがマシなんて悲しいでしょ。

12、 塚原温泉 火口の泉 ☆☆☆☆


霊泉の誉れ高いお湯にケロリンも踊る?

由布院に向かう道すがら、鶴見岳の方へと道をそれ
煙たなびく火山の道を行くと極上温泉の登場だ。
地元の愛泉家と遠方からの愛泉家のみが集った感のあるお風呂は、
ph1,4という強酸性で
真っ先に入った杜人が「お父さん、このお湯ピリピリする」て言うほど
強烈なお湯なのだ。

木とお湯と温泉成分の色合いだけが全てで、
そこに差し込む光が湯気と絡まり、えも言えぬ風景を醸し出す。

正に秘湯の趣十分なのだが、意外と観光客も訪れ
(入浴はしないで火口などの見学多し)タクシーが年配の客を乗せ
入れ替わり立ち代り乗り入れている。
こんな極上のお湯に入らんなどと、馬鹿な奴らはほっといて
神秘のお湯に身を委ね、素敵な時間旅行を楽しんだ。


朝の光が差し込み湯気と幻想的に織り成す時間のカプセル。

もう 違いの解る入浴客に育った?子供達と。

入浴心得など・・・詠人が撮ったものだ(渋め好き)

わざわざ遠い道のりを行き、その甲斐のある温泉らしい温泉。
温泉は大地の息吹を楽しむ‘ライブ地球号’だという事を
堪能できる素晴らしい温泉だ!

13、 湯布院 下ん湯 ☆☆☆


木と湯と光・・・お風呂って本当に良いですね!

由布院の観光名所 金鱗湖の辺にある共同浴場だが
前回の九州一人旅の際にも訪れ、気に入ったお風呂の一つだ。
湯が柔らかいのと、デザインが良い。

湯治の心得・・・1日3入湯を限度とし・・・前回同様
そんなん無理に決まってるやん!今日 もう 既に4件目やし・・・。

脱衣場と浴室が一緒になったクラシカルな造りのお風呂に
コンクリート製ながら、いい感じな露天風呂があり、
そこから溢れたお湯が金鱗湖に流れ込むのだ・・・素敵でしょ!

混浴の観光スポット・・・となれば落ち着いて入ってられない
・・・が相場だが、冥府魔道の温中家族には関係なし。
貸切を存分に楽しみ、素敵な気分を堪能した。


下ん湯の周りは、美しい日本の秋が爛漫としている。
あぁ・・幸せじゃァ!

14、 湯布院 庄屋の館 ☆☆☆☆


最高の天気に映えるこのブルー!どうよ・・・!

何せ壮観である。
由布岳を望む広々とした露天風呂はコバルトブルー一色!
見事な景色である。

どうせお風呂好きに生まれたからには、
一度は入ってみたかった夢のお風呂が今、自分たちで貸切なのだ!

カルシウムの強いお湯は堅いめだが、
湯上りがシャキッとして爽快感がありそうだ。


まるで別世界・・・広くて青い、海のような露天風呂にはしゃぎまくる子供達。

光の当たり方で色んな表情を見せるのも楽しさの一つ。

・・・しかも露天洗い場完備・・・大好き!たまりません&泡泡星人詠人

今回の旅行では、ひたすら湯を慈しみ
この様に洗い場の施設が整っている所では、
しっかり頭や身体を洗う・・・
ふふっ 完璧なプログラムだぜ・全く!

15、 寒の地獄 (長者原) ☆☆☆☆

とにかく凄いの一言だ。

 
14度という正気の沙汰ではない冷泉もブルーだ。

今回の旅を計画中、どうしてもはずすことが出来ないスポットとなった
ここ 寒の地獄は癒しなのか‘行’なのか・・・
その名の通り、正に‘寒の地獄’である。

かなり冷たい水風呂でも18度から19度、
しかしここは何と14度の自然冷泉である。
透き通ったブルーの霊泉に身を預け、耐えられるだけ耐えてから
ストーブが炊かれた部屋で暖を取る・・・。
こんな奇妙な入浴方法を繰り返すのがこの温泉?の流儀・・・と、
あるサイトで発見し、絶対征服するぞ!と勇んでやって来たのだが、
暖簾の掛かった部屋に行くと大小2つの湯船に
一方は温泉が湯気を立て、もう一方は「すこしぬるめの冷泉」とある。


耐えられそうで耐えられないのが地獄の厳しさか?

・・・なんか全然違うやん・・・とガックシムードでお湯と水の風呂を
交互に楽しんでみたが、この「ぬるめ」・・・なかなか底冷えするのである。
おそらく21〜24度くらいだと思うが、その温度以上に
‘冷え’に根性があるのだ。
普通の水風呂なら入って少しすると、逆に温かく感じられてくるが
この冷泉・・・さすがに本場物である。

一通りお風呂を楽しみ暖簾をくぐると
本館奥の方に何か気になる気配・佇まい・・・あれは・・・ひょっとして!
そう こちらが有名な寒の地獄なのだ。
地獄から流れるせせらぎは、コバルトブルーに輝いているが湯気は無し。
奥に冷ややかに佇む2艘の冷泉の傍らには神棚が安置され
厳かなムードが漂う・・・。

意を決して入泉・・・・、とにかく・・・・、言葉にならない冷たさだ。
暖を取ろうとストーブの部屋に向かったが、
何とストーブに火が入っていない・・・ほんまに寒の地獄や!
杜人も気合を入れて思い出にと入泉・・・数秒持たない!



冷えに弱い私は再びお湯のある‘温泉’に戻りホッコリ温まる。
やっぱりお風呂は暖かくないとね・・・
湯上りに身体を拭いてると、子供達が来て
「お父さん・・・旅館の人に睨まれた・・・」
「なんで睨まれなあかんねん!?」

帰り際に判明しました。
寒の地獄は混浴で、水着着用との事・・・すんません
フル珍で!

16、 九重山登山道 足湯  ☆


登山客には嬉しい足湯、九州ならでは。

寒の地獄で行を完了しお腹も空いたので、
長者原のドライブインで昼ごはん。
おでんと肉うどん、鶏天定食&ビールをテラスでいただく。
秋風が心地よいオープンランチは予想外の美味しさで大満足。
足湯でホッコリしたら、向かうは日本一の打たせで有名な筋湯温泉だ。

17、 筋湯温泉 うたせ湯 ☆☆☆


綺麗に補修された外観

やまなみハイウェイから15分ほど北西の
峡谷沿いにこじんまりと拡がる、ひなびた温泉街が筋湯温泉で
中でも有名なのがこの‘打たせ湯’だ、

前回一人で訪問した際、子供達を連れて再訪したいと思ったお風呂の一つだ。
モクモクと立ち込める湯気の中に連なる湯の筋。
今回は窓を全開にされていたので、立ち込める湯気は少なかったが、
何と言っても ココの特徴は壁面一列オール打たせ湯・・・だけではなく、
浴室面積の8割以上を占める湯船だ。

柔らかく滑らかなお湯が、なみなみと広々と・・・素敵ぃ!
大好きなデザインです。


湯の筋と光と木のぬくもり・・・マイナスイオンと視覚の両方で癒されます。

有料の回転扉に杜人・詠人を一緒に入れて通らせたが、
その前は管理人室(畳2分の1畳も無い)で
なんと、お兄さんが駐在していたのにはタマゲタ!・・・すんません。

18、 筋湯温泉 足湯 ☆


一枚板の座布団?がお洒落!綺麗な足湯

打たせ湯のすぐ裏には、観光客の一服を担う小さな公園があり
トイレや足湯が完備されている。
川のせせらぎの音をBGMに一杯やるのに良いぜ!

19、 和風ペンション‘花てぼう’のお風呂‘あそ’ ☆☆


家族風呂が2つある内の一つが、この‘あそ’だ。

今回の旅の大ヒットの一つが、ネットで発見(執念のヒット)した
和風ペンション 花てぼう だ。

黒川温泉に程近く、お湯の質もそっくりの柔らかさ。
窓からは阿蘇の山々が望め、半露天の気持ちいい入浴が楽しめる。


湯 もみを杜人、窓の外は阿蘇の自然が・・・

20、 黒川温泉 地蔵湯 ☆☆☆

花てぼうで お腹一杯食べた後、そのまま寝るのも寂しいと
プーちゃんと闇夜のオープンドライブで黒川温泉へ。
子供達には「アイス買いに行こう」と言いつつ、何故かお風呂セット帯同。

前回訪問した際にも、ひなびたムードと「街の大切な宝物感」に魅了された湯だ。


湯船の横はすぐ脱衣場・・・好きです、この仕様。

晩ご飯後という事もあり、入浴客は地元の‘本ちゃん利用’のベテランばかり。
感じます・・・ヒシヒシと‘銭湯ダンディズム’。
小さいが2艘に仕切られた湯船の手前側から湯が流れ、
1本の竹の筒を通り上湯と下湯に湯が分配されるシンプル構造。
当然 上は熱く下はぬるくなる。

アイス目的の子供達も納得のムード、さすが良いものは良いのである。
湯上りが地蔵堂でお参りして、
詠人はアイス、杜人はラムネ、私は地ビールで良い気持ち!

10月31日(火) 黒川 阿蘇 そしてお別れの日

21、 黒川温泉 穴湯 ☆☆☆

この共同浴場も黒川の至宝の一つ。
朝一番に訪れた穴湯は、勿論貸切で子供達は早速泳ぎだす始末。
「まぁ 良いか?こんな贅沢な思い出・・・滅多に出きるものでもないし」


川べりの簡素な小屋の中が穴湯だ、自然の‘気’が満ちている。

何故か詠人だけ裸の記念撮影

野趣溢れる隠れ家風のお風呂は混浴。
貸しきり状態の気持ちよさを選ぶか、それとも・・・ドキドキを?

22、  黒川温泉  いこい旅館 ☆☆☆☆

いよいよ ここに戻ってきたぞ!
前回訪れた時 一番の感動を覚えたお風呂が、この‘いこい旅館’だ。
川のすぐ横に設けられた露天風呂は、
滝から放たれるマイナスイオンと、4基の打たせから放たれる・・・
とにかく気持ちよさ全開のステキ温泉だ!


是非 子供達と・・・念願かなった瞬間!

浴槽をつなぐ‘川’の部分が詠人のお気に入り、ずっとここにいた。

ボコボコ湯の湧き出る内湯が杜人のお気に入り。

柔らかな湯と日本の秋の空気、子供達の笑顔!

‘溢れかえるマイナスイオンの宝庫’と評したこの温泉に、
子供達を連れてきた瞬間の彼らの笑顔を楽しみにしていたが、
意外すぎるほど冷静・普通・・・そう、今回は完璧な下調べのもとの旅・・・
ここにたどり着くまでの 超絶温泉の連発で、
彼らの感覚も普通ではなくなるほど
素晴らしい温泉ばかり訪問して来たのだ。

とは言うものの、このロケーションに
水風呂、サウナまで完備し洗い場にシャワー完備・・・
SS的至れり尽くせりの温泉は、そうそう無いでしょ!

23、 筌の口温泉 新清館 露天 ☆☆☆

通人好みのお湯と言えば、この筌の口。
前回訪問した際にも、燻し銀の佇まいと個性的なお湯に
すっかり嵌ってしまいました。
‘秘湯’とも呼ばれるひなびた温泉地に観光客らしい姿など
目にするとは思いも因らなかったのだが、
近くに大きな釣り橋が出来、人の流れも変わったようで
道案内のガードマンや、新しく舗装されて
幅広くなった道路に、少し興ざめしたのは贅沢なのか?


ここは旅館の中・・・を忘れるような自然に囲まれた露天

阿蘇からの帰り道、天気も怪しく肌寒い・・・
この筌の口の赤褐色なお湯は、しっかりと温まる・・・が
前回入ったあのお湯ではない!
この露天は文句無く素晴らしいが・・・と‘あのお湯’を求めて
素敵な露天を後に・・・

  23ーU,筌の口温泉 新清館 内湯 ☆

旅館の建物の反対側に内湯がある。
子供達はさすがに「もう温泉いいわ」と食傷気味なので
オヤジ一人で入るが、何となく これも違う・・・あの重厚感が無い。

24、 筌の口温泉 共同浴場 ☆☆☆


地元の宝物を守るのは、やはりお地蔵さん。

ココである。新清館の駐車場横を入ると奥にある共同浴場。
無人な(係りの人が居る時も有るそうな)入り口を過ぎると、
歴史観ある地蔵祠に迎えられる。

茶褐色で少しドロッとした(していた)湯は重厚に沸き出でる。
鉄分豊富な この湯の香りは、松露のタオルにしっかりと記憶される事に。

残念ながら、この共同湯も、例の橋の影響でイメチェンを施されてしまった。
綺麗で好感の持てるデザインだが、
昔の燻し銀を求めた私には、物足りなさを感じる。


奥のご老人に色々お話を伺った。

時代の流れの中「仕方ない」とベテラン入浴客も嘆くが、
良い温泉であることに間違いは無い。

☆☆ 渋の湯、鉄輪足蒸し アゲイン ☆☆


いつも賑わう鉄輪足蒸し

帰りのフェリーに間に合うようにと、名残惜しみながらの別府鉄輪。
もう少し時間が有れば「へび」に行きたかったのだが
あの悪路と、あまりの気持ち良さに時間を忘れてしまう事を恐れ
安全策の再訪問。

子供達は足蒸しに、オヤジは熱い渋の湯に。
それぞれの想いは違えども温泉を愛する気持ちと、
九州から離れなければならない寂しさと・・・
魔界からの誘いのまま、ひたすら極上の湯を求め彷徨った九州愛は同じだ。

フェリーの乗船手続きがもっと簡単になれば、
あと2つ3つ温泉に入れるのに、へびん湯に行けるのに・・・。
恨めしさを隠せぬ温中親子は、
後ろ髪引かれながら別府港へ向かったのである。

25、 さんふらわあ あいぼりい のお風呂 ☆

とうとう九州ともお別れ、明日 目覚めれば子供達は学校に向かう。
何ともいえぬ寂しさと、ずっと願ってきた事が実現した達成感。
色んな想いが去来する瀬戸内海の上で、最後の一風呂をいただく。


あぁ これが本当に最後のお湯なのね・・・


歴戦のタオルとお風呂セット・・・本当に活躍しました。

総数 25 種類・ 31 入湯
アモーレ・モルト・エイト
冥府魔導の九州ふやけ旅、これにて 


特別付録


冥府魔導の九州ふやけ旅を支えた究極のお風呂セット


真上から、Yahooショッピングで直前購入したスパバッグ
・・・常に温泉内でも財布と共に移動できる優れものです。

塗り薬・飲み薬・シャンプー・ボディーソープ・
ペンタックスOptio Wpi、三脚・竹炭入り麻袋
旅券・財布・綿の垢すり・松露酒造謹製タオル・・・
総ての温泉エキスを吸収し
3人の身体をバスタオルなし、
これ1本でふきあげた殿堂入りタオル!

温泉めぐりは機動力最優先!
貴重品を常に側におけるこの仕様・・・大正解で御座った。

今回の温泉めぐりの準備に大変お世話になったサイト!


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